研究テーマ

当研究室の研究を支える柱は2つあります.一つは、エネルギー需給を支える技術であり、もう一つは、人々の活動の場である社会です。そして持続可能な社会の構築を目指し、家庭、ビル、都市、日本、アジア、世界における様々なシステム を対象として、自然科学と人文・社会科学を融合させた視点から、新たなエネルギー需給システム像とその実現に必要となる制度を策定・発信します 。

「持続可能な社会」を実現するためには,その将来像について、マクロ的・ミクロ的視点に基づく多様な評価指標により検討し,必要と考えられる意思決定の枠組を構築することが求められる.エネルギー経済分野では,その社会・経済システムのあり方の検討や望ましい社会システム実現のための計画・制度設計を目的として,エネルギー経済学およびエネルギーシステム学の教育・研究を行う.具体的な課題例は以下の通りである.

(1)    エネルギー需給システムの分析・計画・評価の方法論の開発,
(2)    持続可能社会を指向したエネルギー需給システムの計画と評価,
(3)    自律分散エネルギー需給システムのモデル化,シミュレーション実験とロバスト制度設計,
(4)    住環境と生活様式の変化がエネルギー消費行動に及ぼす影響の分析
(5)    アジア地域におけるエネルギー・環境問題の検討と小規模分散型エネルギーシステムの可能性評価,
(6)    「エネルギー学」の概念構築.

テーマと過去の論文

公正な移行

コーヒー

クリティカル資源とその評価